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HOME>同窓会ニュース>2009年 ”第17回同窓生の集い”集合写真・11期・36期・51期の写真・ |
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11期 |
11期、50年ぶりの再会
昭和34年3月に卒業した11期生は同窓会から「卒業50年」と言うことで、09年10月19日(日)母校での「同窓生の集い」へ招待された。11期は母校創立60周年を記念して、10年前より毎年同期会を開いている。またC組を中心に30年以上も12月に大塚で集まっている。そのため、各クラスの幹事も確り決まっていて名簿も整理されている。今回の「同窓生の集い」についても、同窓会より「同窓生の集い」に招待されるということは幹事連では予定の行動だった。とは言え名簿ではすでに30名は鬼籍に入られ、94名は連絡が取れない。卒業314名中連絡の取れる190名に案内を出した。ちなみに11期の幹事はA組:内山盛雄、茶山照予。B組吉川紀。C組:飯塚和男、大沢昌平。D組:根岸秀夫、保坂佳秀。E組:皆川昇、君崎悦子。F組:星野静雄。毎回、これらの幹事さんが大変努力して同期会を盛り立ててくれている。
幹事さんたちは5月に準備会を開き、同窓会からも君崎、箙の役員が出席。毎年同期会を開いているので、今回は2次会に当たる同期会はしないという方針だったが、「『同窓生の集い』ではビールなどアルコールは出ないので、やはりお酒を酌み交わし旧交を暖める席を持とう」言うことで同期会開催が決まり、「同窓生の集い」の後に2次会を開くことになった。
当日は快晴。本来は吹奏楽部がプレスリーやパット・ブーンなどの我々の世代の音楽で出迎えてくれる予定だったが、その日はJR大塚駅のリニューアル祝賀会の日で、吹奏楽部はそちらに借り出され音楽はなしだった。我々が通った大塚駅は卒業50年目にしてやっと南北が通り抜けられるようになり、エレベーターやエスカレーターなどもでき、近代的なバリアフリーの駅に生まれ変わった。50年ぶりに大塚駅に来た同期はその変化に驚いただろうが、何か感慨深いものを感じる。この日は担任の先生は赤坂正雄先生がわざわざ浦和から足を運んでくれた。卒業のときの6名の担任の先生のうち、越川義夫先生・後藤神戸先生・長谷川次郎先生はすでに亡くなられ、菅野二郎先生と渡井栄一郎先生は残念ながら欠席だった。
同窓生の集いは校歌斉唱から始まり、続いて君崎悦子会長が挨拶した。君崎さんは同期E組で長く同窓会にかかわり、2年前より同窓会会長を務め、同窓会を盛り上げている。文京では女性の同窓会会長は初めて。同期の会長が歓迎してくれるのも、味わい深い。戸谷校長先生が学校の近況等を交え挨拶し、乾杯。その後は冷たい飲み物を飲み、料理をつつきながら、赤坂先生を中心に同期の輪があちこちにできた。赤坂先生は「こんなに楽しい会はない。昔の気分に返るよ。11期生は一番出来がいいので、若い人は見習って欲しい」と、エールを同期に投げてくれた。青年教師だった赤坂先生も82歳。我々も来年は古希になる。でも、恩師の前に進むと、やはり洟垂れ小僧だ。「同窓生の集いは毎年やってます。懐かしくなったら、また来てください」と副会長の箙が中締めのことばでお開き。
2次会は大塚駅前の寿司常本店。80名まではOKですと店長に言われたが、当日は56名の出席だった。女性は10数名。入り口で幹事が会費を徴収。幹事団を代表して内山盛雄幹事長が開会宣言。毎年同期会を開いているというものの、20〜30人ぐらいの出席なので、今日は壮観だ。ビールや日本酒が入り、美味しい料理そっちのけで、懐かしい顔のところへ移動が始まる。話すうちに、酔ううちに気分は高校生に。あっちこっちでデジカメのフラッシュが光る。宴たけなわのときに「同窓会からお願いがある」と内山幹事長。「財政難の同窓会のために、いくばくかの皆様の気持ちをいただければ・・・」と暗に寄附を強要した。お店にお願いし、小さな箱をお借りして、大村(吉原)恵美子さんに皆の席を回ってもらった。吉原さんのスマイルと甘い声の威力は絶大で、千円札が、中には1万円札もあり、あっという間になんと8万円の寄附が集まった。最近は「同窓生の集い」の招待期からは「ご招待への返礼」として、ご寄附を頂くことが多いが、この金額はこれまでの新記録となった。後日の役員会で、君崎会長から報告され、会計部長に手渡された。会長の面目躍如だった。アッという間の2時間で、絆はさらに深くなったが、関東一本締めでお開きとなった。
3次会は駒込の「呑兵衛」となった。この店は、かってイケメンで鳴らしたD組吉行隆司の店だ。女性も含め20~30人が集まり、吉行の奥さんやお嬢さんも挨拶に顔を見せてくれた。A組の加部篤が吉行店長との相談し、「今日は俺の奢りだ」と良いところを見せた。外国で金鉱でも掘り当てたのかもしれない。気前の良い仲間のお陰で、会はさらに盛り上がった。「あの先生のお陰で、卒業できた」「あの頃から好きだった」「文京のとき知り合っていたら人生変わっていたのに」なんて、本当のような嘘のような話が飛び交い会は最高潮となった。終電がと言うことで、年寄りの分別を示し、後ろ髪引かれる思いで吉行の店をでた。路上でも、また記念撮影が続いた。
50年ぶりの集まりは、そういう風に終わりとなった。越川義夫先生も後藤神戸先生も長谷川次郎先生も、天国にいる仲間たちも、上の方から何かニコニコと見ていてくれたような気がした夜だった。(11期D、箙 紘矢) |
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