「至誠一貫」の校訓が今でも生かされ、校長通信の表題になっていることは、嬉しい事です。厳格な初代第三東京市立中学校校長川島源司先生から、毎週はじめにその訓示を受けた昔を懐かしく思い出します。
久保淳校長先生の今年の入学式の式辞に「義務教育を終えて自ら選択し・・・・云々」のお言葉がありましたが、往時、担任の川島計治先生から入学直後のクラスでのお話に「君たちは義務教育は終えたのだから、自分から勉強する意志のない者は明日からも登校しなくても良い」と厳しい訓示があったことも思い出しました。
今年は卒業後70年の節目に当たる、といっても昭和22年の春は戦争が終わって間もない混乱の時期で、敗戦・軍関係の学校からの復帰者・家が戦禍に遭って転校者・ハイパーインフレ時代などなど、それぞれの境遇はまちまちでしたが、進学し社会に出てからも「至誠一貫」を貫いて来られたか、懐かしみながら旧交を今春も温め合いました。それぞれ誠に悖ること無く過ごして来られた人生を振り返れると自負出来るメンバーばかり7名、母校のクラス会として最も古い集まりはないかと思います。今年度中には全員米寿を迎える予定、と言うことで、また秋(11月25日(土)に集まろうと決まりました。三期で他のクラスの関係者などのお知り合いの方居られましたら是非ご参集下さい。