各位
秋空の下 平成23年度の紫雲祭が、9月24日(土)~25日(日)に 母校で開催されました。今年は、天候にも恵まれ来校者が多数に上り パンフレットが足りなくなるほどでした。同窓会室でも、来室者が400名余りにのぼりアンケート回答者向けに用意した芥川製菓のチョコレートも全て 出払いました。また、同窓会コーナーの展示パネルの刷り上がりはこれまでで 最高の水準で多くの方からお褒めの言葉を頂戴しました。
今年の「紫雲祭」の絵は例年のように、美術部が担当し、体育館の壁面に 飾られました。4階の美術部の展示会場にはそのひな形となった下絵が飾られ、早くから準備に取り掛かっていたことが 伺えました。校門には可愛い「紫雲祭ゲート」が作られていました。今回は 適切な写真がないため前日準備の写真としました。
今年は、9月早々に台風12号による長雨が続き、21日には台風20号が関東 地方北部を通過し大きな被害が出ました。文京高校の紫雲祭の全日準備の22日 には、台風一過の青空が広がり、生徒たちが準備に励んでいました。
準備 作業の様子を3枚ほど紹介します。「パネル印刷現場」の様子、「チョコレート の袋詰め作業」、「完成したパネル」の一部です。
さて、当日ですが、今年は、PTAの役員の方が、委員の方たちを多数連れて同窓会室 に来て下さりました。ただ、PTAと比較して、やや協力してくれる方の人数が少ないこともあり、部屋の装飾関係が少し寂しい感じがしました。来年は、助っ人を募集して、 一回り、見栄えを良くし、宣伝ができるようになれば一層素晴らしい同窓会の展示になると思いました。なお、同窓会を見に来た方たちはやや年配の方が多く、パネル展示 に見入っているかたが多かったようです。
PTAでは、かっての定時制の給食棟の1階を使い、体育祭の写真展示、フラワー アレンジメントの作品展示、季節の図柄を描いた刺繍パネルが展示され、喫茶コーナーもあり多数のPTAの方たちで賑わっていました。やはり、PTA最大の行事ですね。 写真はその作品の一例です。
紫雲祭は、3年生が体育祭でほぼ引退し、受験に向けてシフトを敷いている関係で、 2年生が中心になって活躍していました。HR棟の多くは、HR教室を使ってのゲーム、喫茶、映画、劇が圧倒的でした。体育館では吹奏楽部、ダンス部、チアリーディング 部によるパフォーマンス、小体育館では、有志のダンスやバンドが、視聴覚教室では、軽音楽部のパフォーマンスが繰り広げられ、伝統的な展示は、美術部の作品展示や、 生物部の展示、文芸同好会の古本市場、文芸同好会の部誌発行、保健委員会のアルコールパッチテスト、茶道部のお茶会程度で本格的な展示は我々同窓会がやっているくらいとも 言えるような状況でした。
中庭ではケヤキの前の円形階段で吹奏楽部が演奏を繰り広げていまし、そして、体育館で 吹奏楽部が紫雲祭最後の演奏を終えて挨拶が終わると、お客の方たちが帰ってしばらくすると 生徒が全員体育館に集合して表彰式が行われました。表彰は、今年からアリーナで行われ、 文化祭実行委員長の浅野翔太君(2A)の司会により表彰クラスが次々に発表されました。一連のどよめきと拍手の中で星野裕史校長より次々に表彰状が手渡されました。そして 紫雲祭大賞のトロフィーが手渡され、最後に、同窓会よりトロフィーが岡本憲治副会長(9期F)より手渡されました。表彰の後で、チアリ-ディング部のチアが吹奏楽部の伴奏であり盛り 上がりました。私たち(岡本、梶野)は、役目を終えて後夜祭の開始を前に文京高校を後にしました。
文責 梶野茂男(19A)